チームのための痛み診療

［電子書籍］

下記でお求めいただけます。

痛みは日常多く見られる症状で、本人は「痛い」と表現できますが、そのつらさを他の人が正確に理解したり、検査で痛む場所と強さを正確に診断することはできません。また、副作用なく痛みを完全に取り除くことはとても難しいです。
痛みを持つ患者に対しては、痛みの性質、患者の状況、適切な鎮痛方法を、広く知って診療することが求められますが、痛みは様々な疾患で生じ、鎮痛方法も多岐にわたり、患者の背景も異なるために、痛みの専門家でも一人で行うことは難しい作業です。医師以外のスタッフの専門性が向上している現在、様々な能力を持つメンバーの力が求められ、痛みの診療はチームで行われるようになりました。
本書は患者と医師をつなぐ、看護師・薬剤師・臨床工学技士・理学療法士・作業療法士のために、痛みの基礎から病気や治療の特徴まで、ほぼすべてのことが理解できるように書かれています。高度な最新内容まで含まれており、医学生や若手医師にとって基本知識の理解に役立ちます。