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豊富な臨床経験に基づく卓越した治療方針! 最新ガイドラインの行間を読む最高のガイド!
書籍情報
- 著者:加藤健志(国立病院機構 大阪医療センター がんセンターがん診療部長/下部消化管外科科長)
- 定価3,300円(本体3,000円+税)
- A5判/80頁/図18点・表9点
- ISBN978-4-909888-23-5
- 発行日:2022年2月1日(第1版)
本書の特長
- 進行・再発大腸がんの薬物療法はここ15年間で飛躍的に進歩し、切除不能大腸がんであっても薬物療法と手術療法との組み合わせで完治することも夢でない時代になりました。本書は、大腸癌治療ガイドライン医師用2022年版の行間を読み、隠れた意味や意図を読み解く最高のガイド!
- 臨床腫瘍医ばかりでなく、メディカルスタッフの方々にも理解しやすいように配慮されていて、著者のお人柄・医療に向き合う真摯な姿勢を感じ取ることができる!
- 個別化医療の波が押し寄せ、包括的がんゲノムプロファイリング(CGP検査)の重要性が増すなか、遺伝子異常別の治療方針も明快にわかりやすく解説!
- CR症例のマネージメントに関してここまで踏み込んで記載している他書を見たことがない。参考となるエビデンスの乏しい中、豊富な臨床経験に基づく最高の治療方針が提案されていて、モヤモヤが消え晴れ晴れする感じ、100%賛同する内容!
国立がん研究センター東病院 消化管内科長 吉野孝之先生「推薦のことば」より抜粋
目次
- 1 はじめに
- 2 大腸癌治療ガイドラインの使用法
- 3 治療方針決定のための基本的な考え方
- 4 患者説明(Informed Consent/IC)
- 5 Stage IV、再発癌に対する治療方針
- 6 個別化治療/バイオマーカー(RAS, BRAFV600E, MSI)
- 7 包括的がんゲノムプロファイリング(CGP検査)
- 8 MSI-H大腸癌
- 9 MSI-H大腸癌におけるICIの作用機序
- 10 抗EGFR抗体薬、BRAF阻害薬、MEK阻害薬の作用機序
- 11 切除不能進行再発大腸癌に対する使用薬剤
- 12 副作用マネージメント
- 13 免疫関連有害事象(irAE)
- 14 切除不能大腸癌に対する薬物療法のアルゴリズム(大腸癌治療ガイドライン)
- 15 一次治療を決定するプロセス
- 16 二次治療を決定するプロセス
- 17 後方ラインを決定するプロセス
- 18 RAS変異型に対する治療方針
- 19 RAS野生型・右側大腸癌に対する治療方針
- 20 RAS野生型・左側大腸癌に対する治療方針
- 21 MSI-Hに対する治療方針
- 22 BRAF変異型に対する治療方針
- 23 MSI-HかつBRAF変異型に対する治療方針
- 24 切除可能肝転移に対する治療方針
- 25 Conversion(ボーダーライン)症例のマネージメント
- 26 CR症例のマネージメント
- 27 FOLFOXIR+BEV療法の実際
読者対象
外科、内科、研修医、看護師、薬剤師、ほか医療スタッフ